くさやは新鮮なムロアジやトビウオなどを使用した干物の一種であり、伊豆諸島での生産が非常に盛んである。
独特の臭気があり、人によって好き嫌いが大きく分かれる。味は塩辛いがまろやか。
「島焼酎」と呼ばれる伊豆諸島産の焼酎やコシの強い(乳酸の多い)日本酒によく合うとされる。
塩辛い食品ではあるが、実は塩分はそれほど高くはなく(くさや液の塩分濃度は濃くても10%程度)、近年は体によい食品として関東地方を中心として出荷されている。
くさやを作る場合は、開いた新鮮な魚を「くさや液」(くさや汁とも)と呼ばれる浸け汁に8〜20時間ほど浸け込み、よくなじませてから真水で洗浄し、天日に1・2日ほど干す。
大抵の場合、その後臭いが漏れないよう真空パックしてから出荷される。現在では、天日ではなく乾燥機などによる強制乾燥も行われる。